LOGOS みんなのメッセージ

今年2017年はこの掲示板をイチオシでいきます。ここから新しいWEBの動きを起こしていこうと考えています。

 

もう金儲けしか考えないインターネット情報会社に振り回せれるのはこりごりだ!

 

ネットをマスからソーシャルな手に。

これがスローガン。

 

LOGOS みんなのメッセージ http://www.logos.mydns.jp/0_0.html

みんなでみんなが気軽に使える掲示板システムを作っています。結構、真剣です。

 

LOGOSとは

http://www.logos.mydns.jp/

掲示板システム「Logos」にかける夢・思い

個が誰でも気軽(free:自由にタダで)にメッセージを発信することができるようになったことがインターネットの最大のメリットです。

これは素晴らしいこと。

でも使い方を誤ると当然混乱をきたします。

 

2017年はインターネットに少し変化が起きると考えています。冒頭に書いたインターネットの持つ本来の意義と可能性を見直す機会がきていると思えるのです。

 

2016年末はインターネットの行き過ぎが露わになった時でした。

これはアメリカの大統領選挙が影響しています。※1

偽ニュースがfacebookやtwitterで流されました。※2

日本ではキュレーションサイトが騒動を起こし、バッシングを受けています。これは騒動の元となったDeNAだけでなくインターネット企業全体の問題になっています。

 

この流れからいくと2017年はインターネットの「あり方」が問われる年になりそうです。アルゴリズムの中にAIが組み込まれることは間違いありません。ネットを騙すという発想ではやっていけなくなるでしょう。

 

2007年頃には「Google検索エンジン」がインターネットを支配していました。「Google革命」「検索が生活を変える」「Googleは神か」といわれたのを覚えている方も多いと思います。その後にその検索ロボットの網から逃れる形でSNSが登場して勢力図が崩れました。※3

そこでソーシャルメディアがGoogle検索に変わって情報拡散の手段(スパマー的には金儲けの手段)として注目されました。Googleのペンギン・パンダアルゴリズムアップデートで露骨なスパムサイトはその仕掛け人たちに意味を持たなく退場しました。※4それに代わり生き残ったスパマー志向の人々はソーシャルメディアマーケティングに民族大移動をしました。

 

Google検索は前門のスパマー、後門のSNSとの闘いに10年ほど時間を費やしましたが、アルゴリズムのアップデートで所謂SEO対策と称するスパマーとの闘いが一段落しました。結局如何にGoogle検索ロボットを欺き、「金儲け」をするかと考える人々全般、それは個人から企業まで含めてスパマーだったということです。

 

今年は2016年までのネイティブ広告、コンテンツマーケティング、レコメンド広告、まとめサイト、ソーシャルニュース、キュレーションサイト、間違ったオウンドメディアが一旦ルールができていくと思われます。これらのサイト制作に伴って発生している著作権の問題、パクリの問題、書き手のリテラシーとアウトソーシングの質の問題等も改善されるようになると思います。

 

IBMはコグニティブAIであるWatsonで、グーグルもスマホでの会話型検索(ハミングバードアルゴリズム、知らぬ間に少し前までのキーワード検索とはかなり変わって来ています。位置情報や購入履歴、検索履歴に基づくパーソナライズされた検索)で私たちのネット活用も変わってくるでしょう。

 

インターネットが商用化され誰でも利用できるようになった原点の年、すなわちWIN95が登場した1995年に戻って、少し行き過ぎた商業主義(実はGoogleの本質的矛盾はここにあります。理念と行動とが一致していないのです。このことは別に書きます)を改め、本来の誰のためのインターネットかということを議論する機運が高まる一年であってほしいと念願しています。

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そこで私は今年、

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新しい掲示板システムの構築に知恵を絞りたいと考えています。維持し発展するためのマネタイズの仕組みを持ちつつ、ユーザーが自由にアイデアやクリエイティブなものや意見を発表でき、それをブレーンストーミングのルールである「他人の発言や考えを否定しない」ということを原則とするならば「時代にふさわしい新しい掲示板システム」ができると考えています。

 

そのためには何千人、何万人の登録ユーザーを必要としないクラスタ化したコミュニティを作ること。私の中ではそのコミュニティ同士がゆるく連帯を持つような太陽系のイメージです。

 

※1現大統領のバラク・オバマ氏はインターネットで大統領になったともいえるくらいにネットを活用しました。一期目はgoogleを二期目はfacebookを使ったキャンペーンを成功させました。シリコンバレー的な手法でブームを起こしました。それはアメリカの西海岸が持つ自由な雰囲気が大いに関係したかもしれません。というのもリーマンショックはアメリカ東部のエスタブリッシュが築き上げた金融資本主義の限界を示すものだったからです。ボストン流の精緻に作りあげられたビジネスプランに基づく経営は人間性を奪うもので、人間の持つ自由で闊達な精神を仕事の効率という恐ろしいキーワードで何かおかしくさせました。

人間本来のおおらかさ、陽気さを西海岸は持っていました。

・好きだからやる(好奇心)

・やりたいこと(夢)をビジネスを度外視して徹底してやる(根気)

・ぶれない(信条と継続性・クレド)

・語れるビジョン(ロマンと目的と目標)がある=ビジョナリスト

それを体現する形でバラク・オバマ大統領が誕生しました。

ネットは強く後押ししました。

 

※2 facebookやtwitterは2016年末、「やったことではなく、やらなかったこと」を非難されています。すなわち偽の情報を放置したということ。それでfacebookは大統領選が終わって偽情報・偽ニュースを検出するアルゴリズムを投入しようと動いています。twitterは制御不能状態で幹部社員の大量脱出が始まっています。(経営上の理由で従業員の大量解雇も発生しています。)

 

※3 実はまだまだ人間には及びませんし、人工知能という言葉の定義からすると人間の思考をまねるということであるはずです。これも2017年の動向が気になるところです。

 

※4 アップデートは未だに完了していていませんので、注意深くアルゴリズムの変更の動きは追いかけていく必要があります。ただ言えることは独りよがりにならずネットユーザーである私たちの役に立つ情報を共有し貢献するということだろうと思います。